東京でおすすめの小型モビリティレンタル・シェアリングサービス7選! 東京でおすすめの小型モビリティレンタル・シェアリングサービス7選!
更新日:2023.11.14

東京でおすすめのマイクロモビリティシェア・レンタルサービス7選をご紹介します!

手軽な移動の手段として、自転車や原付バイクなどがあります。坂道やある程度の長距離でも快適に移動したり、より手軽な移動手段を探している方は、小型モビリティを利用するのがおすすめです。

しかし、東京には小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスが数多くあり、それぞれ扱っている小型モビリティの種類や料金もさまざまなので、

・どのレンタル・シェアリングサービスを利用すればいいの?
・小型モビリティにはどんな種類があるの?
・なにに気をつければいいの?

といった疑問や課題が生まれると思います。

そこで当サイトでは、東京で小型モビリティをレンタルしたい方の疑問や課題解決に役立つ情報をまとめてご紹介しています。

航続距離や安全性など、こだわりで選ぶおすすめの小型モビリティシェア・レンタルサービスや、小型モビリティを利用するうえで知っておきたい情報のほか、WEBアンケートを実施して実際に小型モビリティのシェアやレンタルを利用した方の口コミや評判についてもまとめてご紹介します。ぜひ参考にしながら、より快適な移動手段を手に入れましょう。

東京でおすすめの小型モビリティ
レンタル・シェアリングサービス比較一覧

イメージ
レンタルサービス名Shaero(シェアロ)LUUP(ループ)docomo bike share(ドコモ・バイクシェア)HELLO CYCLING(ハローサイクリング)BIRD(バード)PIPPA(ピッパ)COGICOGI(コギコギ)
タイプ折りたたみ電動バイク電動キックボード、電動アシスト自転車電動アシスト付き自転車自転車電動キックボード自転車電動アシスト自転車など
対応エリア関東エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉)都市部(東京・大阪・横浜・京都・神戸・名古屋)東京広域、横浜市都心部・広域、川崎、仙台、大阪、奈良、広島、大分、鹿児島、沖縄
(他システム提供エリア多数)
全国(岩手県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、新潟県、長野県、愛知県、岐阜県、静岡県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県、沖縄県)東京都多摩エリアと千葉県の一部エリア東京、京都、宮崎、有田、斑鳩、宿毛、阿南、延岡、大月、見附、枚方、海陽町-東洋町、泉佐野市、北本市、鴻巣市、唐津市、南九州市、加古川市、高知市東川、恵庭、楢葉、高岡、東京、神津島、鎌倉湘南、下呂温泉、伊勢、京都、亀岡、大阪、山添、白浜、津和野、萩、福岡、糸島、基山、菊池、石垣島
料金基本料金なし
200円/15分
2,000円/24時間乗り放題
20,000円/30日間乗り放題
基本料金50円 
 1分あたり15円(税込)
各サービスにより異なる市区町村・車種ごとに異なる基本料金100円(税込)
ライド1分につき10円(税込)
110円(税込) / 30分
阿南・北本市・鴻巣市 165円 / 30分
唐津市 550円 / 30分
月額料金あり
12時間乗り放題プラン 2,310円(税込)
24時間乗り放題プラン 2,640円(税込)
48時間乗り放題プラン 3,960円(税込)
利用可能時間連続2時間半を超えると自動で1DAYプランに切り替え
30日間乗り放題可
24時間各サービスにより異なる 原則24時間(ステーションにより異なる場合あり)午前6時~午後10時24時間(一部のPiPPA専用駐輪ポートでは異なる場合あり)24時間
詳細リンク詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら詳しくはこちら
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東京でおすすめの小型モビリティ
レンタル・シェアリングサービスBEST7!

Shaero(シェアロ)

Shaero(シェアロ)

おすすめポイント

ポイント1 最高時速30Kmまで可能
ポイント2 関東エリアを中心に500ステーション展開
ポイント3 アプリのみで簡単に利用&乗り換え自由

国内初の折りたたみ電動バイクのシェアリングサービス!乗り換えもスムーズ

Shaero(シェアロ)は国内初の折りたたみ電動バイクのシェアリングサービスです。借り方もスムーズで、近くのステーションに乗り捨て間隔で返せるため、気軽で快適な新しい移動手段といえます。

折りたたみ電動バイクは環境にも優しく、最速で時速30km出せることが強みです。軽量なので、女性にも扱いやすくなっています。

基本情報

タイプ 折りたたみ電動バイク
対応エリア 関東エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉)
料金 基本料金なし
200円/15分
2,000円/24時間乗り放題
20,000円/30日間乗り放題
支払い方法 クレジットカード

アプリダウンロード

口コミ・評判

折りたためるから、行動範囲が広がる(星川貴嗣)
新し物好きなので、電動キックボードや電動バイクには元々興味がありました。今回、シェアロの電動バイクに試乗できると聞いて、街中の移動手段にできるかもなぁと期待して参加しました。 第一印象は、変わらず街乗りに便利だということ。コンパクトで取り回しがしやすいだけでなく、加速も減速もしっかりしていて、乗り手の言うことを素直に聞いてくれるという印象。近距離移動手段として洗練されているなと感じました。 でも、私が一番驚いたのは、簡単に折りたたんで移動したり、車に積んだりできることです。これって例えば、観光地まで車に積んで行って、現地で組み立てて周遊するなんてことも可能ですし、30km/hというスピードもあるので、次の目的地が少し離れていても、移動手段として活用することもできます。 あっちもこっちも見たいという欲張りな性格には、ぴったりの移動手段です。是非、都心部だけじゃなく、田舎や郊外にもサービスを拡大してほしいと思いました。
全てが簡単。移動時間を半分に(ペツ エカテリーナ)
折りたたみ状態からの展開も簡単、起動や操作も簡単、駐車も簡単、そして返却の時の折りたたみも簡単。私の印象は、全てが簡単だということ。そして、全てが普通だった。 普通というのは、違和感がないということ。いつもの自転車の代わりとしても違和感がないし、車で移動することを考えても、代替手段として違和感がない。 私は仕事柄、短距離の移動が多く、いつもは自転車を使っている。ちょっとくらい遠くても、自転車で行ってしまうことがほとんど。でも、これならいつもの移動時間を半分くらいに短縮できるかもしれないと思った。 原付バイクよりも簡単で、電車移動と併用すれば、さらに可能性が広がる。目に入るところにあれば、たぶん乗ると思います。

LUUP(ループ)

LUUP(ループ)

おすすめポイント

ポイント1 東京や大阪など都市部に展開
ポイント2 電動キックボードで服装を選ばない
ポイント3 利用・お支払いもアプリ一括

都市部の移動が快適に!新しいインフラを目指す!

電動キックボードと電動アシスト自転車のシェアリングサービスとして都市部を中心に展開しているのがLUUP(ループ)です。

現在の対応地域は東京・大阪・横浜・京都・神戸・名古屋と広く、さらなる拡大も見込めます。電動キックボードは服装を選ばないということも利用しやすいポイントでしょう。

基本情報

タイプ 電動キックボード、電動アシスト自転車
対応エリア 都市部(東京・大阪・横浜・京都・神戸・名古屋)
料金 基本料金50円 
 1分あたり15円(税込)
支払い方法 クレジットカード

アプリダウンロード

docomo bike share(ドコモ・バイクシェア)

docomo bike share(ドコモ・バイクシェア)

おすすめポイント

ポイント1 都市部だけでない対応エリアの広さ
ポイント2 ICカードで利用できる
ポイント3 電動アシスト付き自転車で坂道もラクラク

観光地の移動に便利!ICカードをタッチするだけで借りられる

docomo bike share(ドコモ・バイクシェア)は電動アシスト付き自転車をシェアするサービスです。都市部だけでなく、さまざまな観光地にシステム提供もしており信頼できるでしょう。

事前に登録をすれば、交通系ICカードをつかいワンタッチで自転車の錠が開き乗りだせるのも特徴です。

基本情報

タイプ 電動アシスト付き自転車
対応エリア 東京広域、横浜市都心部・広域、川崎、仙台、大阪、奈良、広島、大分、鹿児島、沖縄 (他システム提供エリア多数)
料金 各サービスにより異なる
支払い方法 クレジットカード、d払い

アプリダウンロード

HELLO CYCLING(ハローサイクリング)

HELLO CYCLING(ハローサイクリング)

おすすめポイント

ポイント1 複数のシェアサイクリング会社を横断可能
ポイント2 一度に複数台を予約できる
ポイント3 東京を中心に全国で利用できる

全国で利用拡大中!アカウント登録するだけで多面的に使える!

HELLO CYCLING(ハローサイクリング)は東京を中心に全国でシェアサイクリングサービスが利用できます。

複数のシェアサイクリング会社を乗り換えすることができたり、一度に複数台を予約できたりと、アカウントを作っておくだけでさまざまな使い方ができるのが強みです。

基本情報

タイプ 自転車
対応エリア 全国(岩手県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、新潟県、長野県、愛知県、岐阜県、静岡県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県、沖縄県)
料金 市区町村・車種ごとに異なる
支払い方法 ・PayPay残高での支払い
・各種クレジットカード
(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club)
・各種キャリア決済(ドコモ払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い)
・Yahoo!ウォレット決済
・HELLOカード(HELLO CYCLINGが発行する1日乗車専用カード)
・HELLOマイル(HELLO CYCLINGが発行する電子マネー)

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BIRD(バード)

BIRD(バード)

おすすめポイント

ポイント1 世界300以上の都市で乗車実績9,500万回を突破
ポイント2 好きなポートに返却できる
ポイント3 スマートフォンひとつで手続きが完了

世界300以上の都市で展開!世界最大級の電動キックボードシェアサービス

BIRD(バード)は、アメリカを中心に世界で利用されている電動キックボードのシェアリングサービスです。

世界300以上の都市で展開、乗車実績は9,500万回を突破、スタッフ数はグローバルで1,000人以上という規模の大きさが特徴となっています。

基本情報

タイプ 電動キックボード
対応エリア 東京都多摩エリアと千葉県の一部エリア
料金 基本料金100円(税込)
ライド1分につき10円(税込)
支払い方法 乗車可能エリアごとに支払い方法が異なる

アプリダウンロード

PIPPA(ピッパ)

PIPPA(ピッパ)

おすすめポイント

ポイント1 一時駐輪機能で公共の駐輪場など、自転車駐輪可能エリアに駐輪可
ポイント2 コンビニやスーパー、観光地に立ち寄れる
ポイント3 専用アプリでスムーズに利用

専用ポートでない駐輪場やスーパーなども利用可!

PIPPA(ピッパ)は自転車を借りることができるシェアサイクルサービスで、一時駐輪機能が搭載されているのが強みです。一時駐輪機能は公共の駐輪場など、専用駐輪ポートではない自転車駐輪可能エリアに一時的に自転車を停めることができるので、より自由にシェアサイクルが利用できます。

基本情報

タイプ 自転車
対応エリア 東京、京都、宮崎、有田、斑鳩、宿毛、阿南、延岡、大月、見附、枚方、海陽町-東洋町、泉佐野市、北本市、鴻巣市、唐津市、南九州市、加古川市、高知市
料金 110円(税込) / 30分
阿南・北本市・鴻巣市 165円 / 30分
唐津市 550円 / 30分
月額料金あり
支払い方法 ・各種クレジットカード
(VISA, マスターカード, JCB, アメリカンエキスプレス, ダイナーズクラブ)
・モバイルSuica
・ドコモケータイ払い
・auかんたん決済/au WALLET
・ソフトバンクまとめて支払い
・ワイモバイルまとめて支払い
・支付宝(アリペイ)
・銀聯ネット決済
・LINE Pay
・Apple Pay
・WeChat Pay

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COGICOGI(コギコギ)

COGICOGI(コギコギ)

おすすめポイント

ポイント1 シェアサイクルを地域に導入可
ポイント2 月額固定の電動アシスト自転車貸切レンタルサービスあり
ポイント3 既存の自転車を利用するプランもある

さまざまな使い方ができる!地域導入型やサブスクリプション型も

COGICOGI(コギコギ)は、シェアサイクル地域導入サービスや月額制のサブスクリプション型電動アシスト自転車貸切レンタルサービスなどのプランを提供しています。

シェアサイクル用の自転車を設置するだけでなく、既存の自転車も使用できるなど多様な利用の仕方ができることが強みでしょう。

基本情報

タイプ 電動アシスト自転車など
対応エリア 東川、恵庭、楢葉、高岡、東京、神津島、鎌倉湘南、下呂温泉、伊勢、京都、亀岡、大阪、山添、白浜、津和野、萩、福岡、糸島、基山、菊池、石垣島
料金 12時間乗り放題プラン 2,310円(税込)
24時間乗り放題プラン 2,640円(税込)
48時間乗り放題プラン 3,960円(税込)
支払い方法 各種クレジットカード
(VISA、MASTER、AMEX、JCBに対応)

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小型モビリティとレンタル・シェアリングサービスについて

小型モビリティとは?

小型モビリティとは?の画像

近年の法改正などで話題となっている小型モビリティですが、実際にどのような乗り物であるかを知らないという方もまだまだいるのではないでしょうか。ここでは小型モビリティの概要についてご紹介していくので、ぜひチェックしてみてください。

運転免許は必要?

小型モビリティは自動車よりもコンパクトで小回りがきき、環境性能に優れ、地域の移動の足となるひとり~ふたり乗り程度の車両と定義されています。国土交通省が認定する小型モビリティの要件は、長さ・幅および高さがそれぞれ軽自動車の規格内で、乗員定数は2人以下、定格出力は8kWh以下(内燃機関の場合は、125cc以下)であり、高速道路を運行せず地方公共団体等によって交通安全と円滑を図るための措置を講じた場所で運行すると定められています。

このように小型モビリティとは車両であることから、基本的には運転免許が必要ですが小型モビリティと呼ばれる乗り物にはいくつかの種類があり、そのなかには免許を必要としないものもあるのです。つまり利用する小型モビリティの種類によって免許の有無が変わるので、必ず確認して法律に違反しない利用をしなければなりません。

歩道は走れる?

ご紹介しているように小型モビリティにはいくつかの種類があり、基本的に車両と扱われるものは車道のみしか走行ができませんが一部例外もあります。わかりやすいところでいうと、電動自転車は道路交通法に定められた条件を満たしていれば歩道の通行が可能です。

また2023年7月1日には改正道路交通法が適用され、電動キックボード(車体の大きさが長さ190cm以下、幅60cm以下)については「特定小型原付」という新しい区分が設けられました。これにより特定小型原付に該当する電動キックボードは時速6km以下なら、自転車走行可能な歩道と路側帯の走行が可能となっています。

ただし歩道は歩行者が最優先となる場所であることから、最高速度が決まっていてもスピードやルールを守って使用しないと大きな事故に繋がってしまう可能性もあります。だからこそ、その危険性も理解したうえで利用することが求められるでしょう。

                       

「どんなときに小型モビリティをシェア・レンタルしてみたいと思いますか?」WEBアンケートで調査!

ここまで小型モビリティの基礎知識について解説させていただきました。当サイトではどんなときに小型モビリティをシェア・レンタルしてみたいと思うかについてアンケート調査を実施しました。それでは結果の詳細をみていきましょう。

どんなときに小型モビリティをシェア・レンタルしてみたいと思いますか?のアンケート画像

第1位は「観光地巡り」でした。観光地は交通インフラが整備されていなかったり、複数の目的地がある場合はバス・電車などで移動するとロスが生まれたりします。そこで電動バイクなどの小型モビリティを利用できれば、観光地も簡単に移動できます。

第2位は「市街地内の移動」でした。交通量の多い市街地内で車を運転することに不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。小型モビリティなら小回りが利いて気軽に利用しやすいのはもちろんのこと、車の運転が苦手な方にもぴったりです。

第3位は「通勤・通学」でした。通勤や通学に小型モビリティを利用することで、満員電車や渋滞を避けることができます。また、乗り過ごしてしまう心配や乗り継ぎの手間もないため、これらのストレスから解放されたい方にも最適といえるでしょう。

アンケートの結果は以上となります。次の見出しでは小型モビリティの種類とそれぞれの特徴、メリットについて、詳しく解説させていただきます。

                       

小型モビリティにはどんな種類がある?それぞれの特徴とメリットを紹介

小型モビリティにはどんな種類がある?それぞれの特徴とメリットを紹介の画像

小型モビリティにはさまざまな種類があるとご紹介してきましたが、実際にどのようなものが小型モビリティに分類されるのでしょうか。ここでは小型モビリティと分類される車両それぞれの特徴やメリットをご紹介するのでぜひチェックしてみてください。

電動バイク

電動バイクはガソリンではなく電力でモーターを回転させて走行するバイクのことです。運転するためにはバイクの免許が必要であり、出力電力によって小型・中型・大型に分けられています。ガソリンのバイクと扱いは同じで、走行できるのは車道のみです。

電動バイクはガソリンバイクに比べて燃料費が安いというメリットがあります。バッテリーを充電して電力でモーターを回しますが、バッテリーをフル充電すればバイクによっては最大35km~40kmを走行できます。1回のフル充電にかかる電気代は27円程度なのに対し、同じ距離をガソリンバイクで走行する場合に必要なガソリンが160円程度であるため電動バイクのほうが圧倒的に燃料費を抑えられるでしょう。

また電動バイクは給油の必要がなく、自宅のコンセントで簡単に充電できるのもメリットです。わざわざガソリンスタンドに行く手間が省け、その時間も節約できます。

マイクロカー

マイクロカーはミニカーとも呼ばれ、軽自動車よりもコンパクトな1人乗りの自動車のことを指します。道路交通法では総排気量が20cc~50ccで定格出力0.25kW~0.6kW以下の1人乗りの普通自動車とされており、時速制限60kmで公道走行ができます。

普通自動車に分類されるものの車検や車庫証明が不要で、運転時にはヘルメットも必要ありません。屋根がついているため雨天の走行も可能ですが、高速道路は禁止されているので注意が必要です。

マイクロカーのメリットはボディがコンパクトで取り回しがよく、狭い道路でも走りやすいことです。そのため都市部で庭が狭い家でも十分駐車スペースを確保でき、置き場所に困ることもないでしょう。また原付バイクよりも安定しておりスピードも出せ、さらに4面が囲われているので安全性も高い車両といえます。

電動キックボード

電動キックボードは電力でモーターを回転させて走行するキックボードです。とてもコンパクトで、なかには折りたたみができるタイプもあるため、持ち運びにも便利なのが特徴です。

2023年7月1日からは電動キックボードの新ルールが適用され、16歳以上なら無免許で誰でも道路を走れるようになったということでも話題になっています。電動キックボードは車道と歩道のどちらも走行できる珍しい車両ですが、車道の場合は時速20kmまで、歩道は時速6kmまでと定められています。

そんな電動キックボードのメリットは運転が簡単で、複雑な操作がないため誰でも乗りやすいという点です。初めて乗る方でも数分練習すればすぐに運転できるようになり、原付やバイクよりも手軽に利用できるでしょう。

また自転車よりコンパクトであるため、大きな駐輪場は必要なく自宅の玄関などでも保管ができます。折りたたみができるものであれば、車に積み込んで保管することもできるので外出先やレジャーにも活用できます。

電動自転車

電動自転車は電動アシスト機能の付いた自転車で、バッテリーを充電してセットすれば普通の自転車を運転するよりも軽い力で漕ぐことができます。モーターはついていますがあくまでも補助機能なので、原動機で走る原付きバイクとは仕組みが異なります。

電動自転車のメリットとしてまず挙げられるのが、これまでの自転車から不安なく移行できるという点です。アシスト機能がついただけであとは普通の自転車と同じなので、新たに操作を覚える必要もなく便利さだけがプラスされます。もちろん免許も必要ありません。

また重い荷物や子どもを乗せても快適に走行できるので、これまで感じていた負担を大きく減らすことができます。また漕ぐ力が抑えられるとはいえ、しっかりと足を動かすのである程度運動にもなり健康志向の方の小型モビリティとしても人気です。

小型モビリティのメリット

小型モビリティのメリットの画像

小型モビリティを利用することには、さまざまなメリットがあります。ここではそんなメリットについて詳しくご紹介するので、小型モビリティの利用を検討している方は参考にしてみてください。

環境にやさしい

小型モビリティは基本的に電動車両であり、ガソリンなどの燃料を必要としません。電力で走行するのでエンジンやマフラーがついておらず排気ガスが排出されないため、環境にやさしい乗り物であるというメリットがあります。

また電気で走るため走行中の音もたいへん静かで、騒音などの問題解決にも一役買ってくれそうです。さらにエネルギー消費効率はガソリン車の6分の1程度とされており、環境にやさしいだけでなくお財布にも優しく維持しやすい車両であるともいえます。

気軽に利用できる

小型モビリティは気軽に利用できるため、ちょっとした移動にも向いています。「自動車で移動するほどの距離ではないけれど歩くと遠い」という場面でも、さっと使えて移動ができる小型モビリティが大活躍してくれるでしょう。

最近では観光地などでも活用されており、たとえば温泉から温泉が5km~10kmほどの間隔で点在しているような温泉地では小型モビリティが便利な移動手段になっています。また観光地によってはバスやタクシー、レンタカーといった2次交通がない場所もあるため観光客から敬遠されているケースもあります。そのような場所に小型モビリティを導入することで利便性が高まり、観光客からの注目度アップにも繋がっています。

そして小型モビリティが便利なのは、小回りがきくというメリットもあるからです。住宅街の狭い道でもUターンできたり、細い道でも入りやすかったりするため自動車での移動よりも手軽さや気軽さが増します。

電動なので疲れない

小型モビリティは電動でモーターを回して走行させるという特徴から、電動自転車などを除き自分で漕ぐ必要がなく疲れないというメリットもあります。普段歩き慣れていない方にとっては、徒歩で移動するというのは大変な負担やストレスになってしまうこともありますが、小型モビリティが利用できればそのような負担を大幅に減らすことができます。

車に比べると電動キックボードなどは長距離の移動に向いておらず、長い時間走行していると疲れてしまうこともあるかもしれません。ただ同じ距離を歩いたり電動アシスト機能のついていない自転車で移動したりするよりかは快適で疲れにくいです。

健康維持などを考えている方には物足りなく感じるかもしれませんが、移動の快適さや疲れにくさを重視したいのならぜひ小型モビリティの利用を検討してみてはいかがでしょうか。

スマホがあれば利用できる

最近は小型モビリティのなかでも電動キックボードや電動バイク、マイクロカーのレンタルやシェアリングサービスも増えており、自分で購入しない場合でも小型モビリティの利用ができるようになってきました。そしてこれらのサービスは、基本的に事前にスマートフォンのアプリで予約を行っておくことでスムーズに利用することができます。

アカウントを作成して免許証を登録し、決済方法も事前に選択しておくので、レンタカーのように受付で手続きを行ったり支払いしたりする必要もありません。借りたい場所まで行けばすぐに使用でき、また返却は借りた場所でなく各地に設置されているステーションならどこでもOKなので非常に便利です。

もちろん観光地などでもこのような取り組みは行われており、これまでのように旅行先でレンタカーの手配をしたり手続きをしたりという手間も大幅に減らすことができます。そのため小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスが進められている観光地では、交通手段の不安を感じることなく観光を楽しむことができそうです。

小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスの選び方

小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスの選び方の画像

東京都内では小型モビリティのレンタルやシェアリングサービスの数がここ数年で急激に増加しています。そのためどのサービスを利用すればいいかわからないと感じている方もいるのではないでしょうか。ここではそんな方のために、小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスを選ぶ際にチェックしたいポイントをご紹介します。

航続距離

小型モビリティのレンタル・シェアリングサービス選びの際には、利用できる小型モビリティの航続距離をチェックしてみましょう。サービスによって貸し出している車両が電動キックボードだったり電動自転車であったりしますが、より長い距離を走れるのは電動バイクです。

もちろん電動バイクなら自分で漕ぐ必要がなく坂道や渋滞も気にする必要がないので、移動での疲れやストレスを軽減してくれるでしょう。また東京都内の移動は道が入り組んでいたり狭かったりもするので、電動バイクでも折りたたみタイプのコンパクトなものを貸し出しているサービスがとくにおすすめです。

ただし電動バイクの場合は免許を持っていないと運転ができません。事前に免許証の登録などを行っておく必要もあるので、ある程度長距離の移動に小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスを利用する場合は電動バイクを扱っているサービスを検討し事前に登録を行っておきましょう。

求めるスピードが出るか

小型モビリティを利用することで移動の時間を短縮したいと考えているのなら、ある程度スピードの出る車両の貸し出しを行っているサービスを利用しましょう。そしてそんな方におすすめしたいのが、電動バイクが借りられるサービスです。

電動バイクなら時速30kmで走行でき安定感もあるので、東京都内の2~3駅を移動する程度ならタクシーや電車を利用するよりも手軽で便利でしょう。また同時に確認したいのが、小型モビリティのステーションの位置や数です。

スピードが出る小型モビリティの場合は移動が楽で便利なため、想定していたよりも遠くまで移動してしまうということも少なくないはずです。その場合に近くにステーションがないと返却がスムーズにできず、余計なタイムロスになってしまうかもしれません。

ステーションが東京都の各地に数多く設置してあるレンタル・シェアリングサービスなら移動先での返却の際にステーションを探す手間やストレスも減らすことができるでしょう。ぜひステーションの数に不安を感じないレンタル・シェアリングサービスを利用してください。

安全への取り組みがしっかりされているか

小型モビリティは手軽に利用できる車両ではありますが、車道を走行することもあるため安全性にも注目したいものです。まずレンタルできる車両の整備やメンテナンスがしっかりと行われており、車両自体が安心して利用できるサービスを選ぶことは大前提です。またその整備やメンテナンスについても、信頼のある整備士が行っているかを必ずチェックしましょう。

そして万が一レンタル・シェアリングサービスを利用しているときに事故が起きてしまった場合のことを考え、対人・対物無制限の賠償責任保険や傷害保険に加入しているサービスを選ぶことも大切です。補償内容については加入している保険によって変わるので、事前に公式サイトなどでチェックしておくのをおすすめします。

また走行に対する安全性だけでなく、衛生面でも安心できるような管理を行っているサービスがよりおすすめです。バイクの場合はヘルメットを着用しますが、使用済みのものがしっかりと清掃や除菌されていたり、使い捨てのインナーキャップを用意していたりするようなサービスなら信頼度が高いでしょう。

利用料金

小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスはサービスごとに料金も大きく変わるので、いくらで利用できるのかも重視してサービスを選びましょう。よりお得に利用したいのであれば基本料金が0円で利用時間に応じて費用がかかるようなサービスがおすすめです。

また長時間利用することがわかっている場合は、24時間乗り放題で固定料金になるプランを提供していたり、一定の料金を超えた場合に自動的に乗り放題のプランに変更されるなどの対応を行っているサービスが安心です。このようなサービスであれば上限金額が決まっているので、費用を気にせず移動や観光に利用することができるでしょう。

また小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスのなかには、1か月単位でのプランを提供しているサービスもあります。利用開始日から30日間乗り放題で料金が固定されているので、たとえば長期出張先での交通手段として利用したい場合などにも便利です。ぜひ料金やプランについてよく確認し、不安なく利用できるサービスを選びましょう。

小型モビリティを活用して快適に移動しよう!

小型モビリティは快適かつ手軽に利用できる移動手段として、今後ますます注目を集めていく可能性があります。現在でもレンタル・シェアリングサービスの数は増えていますが、より自分の目的に合う利用ができるサービスを見つけておくといざというときにも便利です。

とくに東京都内はちょっとした移動などが必要な場面も多く、小型モビリティを上手に活用することで移動のストレスや時間を減らすことができるはずです。これから購入を検討している方も、まずは小型モビリティのレンタル・シェアリングサービスを利用してみて移動を快適にしましょう。

電動キックボードのシェアリングサービスLUUPとは

LUUPは電動キックボードと電動アシスト自電車を好きなタイミングで最寄りのポートからレンタルできるサービスです。街中での移動手段として注目を集めています。東京・横浜・大阪・京都・神戸・名古屋などでサービスを提供しており、今後はさらなるエリア拡大を目指しています。

利用方法は専用アプリをダウンロードして、最寄りのポートで電動キックボードを借りるだけ、返却する際はアプリから支払いをして最寄りのポートに戻します。利用料金は大阪を除き30分ごとに200円、大阪は基本料金が50円+1分ごとに15円の利用料金が加算される仕組みです。

2023年7月の法改正により最高速度20キロを超えないことやサイズなどの要件を満たす電動キックボードは特定小型原動機付き自転車(特定原付き)に区分されることとなり、要件を満たすものは16歳以上から免許不要で運転できるようになりました。

これにより利用者のニーズと注目度が高まり、アプリのダウンロード数も増加傾向にあります。しかし、その一方で転倒や接触事故が増加しており、警視庁も注意を呼びかけるなどの対応を行っています。

歩きでは遠いエリアへの移動などに最適で、今後の普及に期待が寄せられている電動キックボードを、今後も安全に扱うためには所定の交通ルールをしっかり守ることが大切です。次は、特定小型原動機付き自転車の主な交通ルールを確認していきましょう。

シェアリングサービス利用時の注意点と交通ルールについて

電動キックボードをはじめシェアリングサービスを利用する際は、サービス内のルールはもちろん、交通ルールを守ることが大切です。

シェアリングサービスを利用する際の注意点

シェアリングサービスを利用する際は、事前にアプリの取得と年齢確認書類・クレジットカードの登録が必要となります。また、各社が提供する交通ルールテストに満点合格することが義務付けられています。そのため、事前準備とともにテストに満点合格するだけの交通ルールの理解が必要です。

加えて、道路交通法違反となる行為をした場合は罰則を設けているため、罰則の対象とならないよう安全に配慮した利用をしなければなりません。LUUPが定める主な罰則は次の通りです。

駐車違反…15万円以下の罰金

酒酔い運転…5年以下の懲役または100万円以下の罰金

酒気帯び運転…3年以下の懲役または50万円以下の罰金

歩道走行…反則金6,000円/行政処分、3か月以下の懲役または5万円以下の罰金

携帯電話使用などの違反…12,000円/行政処分、6か月以下の懲役または10万円以下の罰金/刑事処分、1年以下の懲役または30万円以下の罰金/交通の危険発生時

特定小型原動機付自転車に関する交通ルール

LUUPを含むシェアリングサービスが定めるルールのほかに、法改正後の交通ルールも厳守していかなければなりません。ここでは主なルールを解説していきます。

速度制限…6km/h(走行可能な一部の歩道)、20km/h(車道)

走行場所…車道・普通自転車専用通行帯・自転車道・走行可能な標識ある一方通行路・路側帯・走行可能な一部の歩道

右折方法…二段階右折

ヘルメット…努力義務(サービス提供会社各社では着用を推奨)

尾灯・制動灯…必要

ウィンカー…必要

ナンバープレート…必要

最高速度表示灯…必要

また、このほかにも通行禁止の道路の通行・標識で横断が禁止されている道路での横断や転回・踏切での一時不停止・歩行者優先違反に対しては、は3か月以下の懲役または5万円以下の罰金、割り込み・緊急自動車の優先違反などに対しては5万円以下の罰金といったように、法で定める交通ルール違反には罰則が定められています。

16歳から免許なしで利用できるとはいえ、所定の交通ルールは一通り把握しておかなければならないでしょう。これまで、原付き自動車や普通運転免許証などを取得したことがない方にとっては交通ルールの理解が難しく感じるかもしれません。しかし、今後の生活にモビリティを取り入れていくためには必要不可欠なことなのです。

快適なモビリティライフを送るためにも、交通ルールを守って安全な利用を心がけましょう。

東京でおすすめの小型モビリティ
レンタル・シェアリングサービス比較一覧

イメージ
レンタルサービス名Shaero(シェアロ)LUUP(ループ)docomo bike share(ドコモ・バイクシェア)HELLO CYCLING(ハローサイクリング)BIRD(バード)PIPPA(ピッパ)COGICOGI(コギコギ)
タイプ折りたたみ電動バイク電動キックボード、電動アシスト自転車電動アシスト付き自転車自転車電動キックボード自転車電動アシスト自転車など
対応エリア関東エリア(東京、神奈川、千葉、埼玉)都市部(東京・大阪・横浜・京都・神戸・名古屋)東京広域、横浜市都心部・広域、川崎、仙台、大阪、奈良、広島、大分、鹿児島、沖縄
(他システム提供エリア多数)
全国(岩手県、東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、栃木県、新潟県、長野県、愛知県、岐阜県、静岡県、大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、佐賀県、熊本県、沖縄県)東京都多摩エリアと千葉県の一部エリア東京、京都、宮崎、有田、斑鳩、宿毛、阿南、延岡、大月、見附、枚方、海陽町-東洋町、泉佐野市、北本市、鴻巣市、唐津市、南九州市、加古川市、高知市東川、恵庭、楢葉、高岡、東京、神津島、鎌倉湘南、下呂温泉、伊勢、京都、亀岡、大阪、山添、白浜、津和野、萩、福岡、糸島、基山、菊池、石垣島
料金基本料金なし
200円/15分
2,000円/24時間乗り放題
20,000円/30日間乗り放題
基本料金50円 
 1分あたり15円(税込)
各サービスにより異なる市区町村・車種ごとに異なる基本料金100円(税込)
ライド1分につき10円(税込)
110円(税込) / 30分
阿南・北本市・鴻巣市 165円 / 30分
唐津市 550円 / 30分
月額料金あり
12時間乗り放題プラン 2,310円(税込)
24時間乗り放題プラン 2,640円(税込)
48時間乗り放題プラン 3,960円(税込)
利用可能時間連続2時間半を超えると自動で1DAYプランに切り替え
30日間乗り放題可
24時間各サービスにより異なる 原則24時間(ステーションにより異なる場合あり)午前6時~午後10時24時間(一部のPiPPA専用駐輪ポートでは異なる場合あり)24時間
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【その他】小型モビリティ
レンタル・シェアリングサービス

  • movicle(モビクル)
    会社名株式会社Curious Edge(キュリオス エッジ)
    住所〒101-0047 東京都千代田区内神田2-11-6 5F
    電話番号03-3525-8686
  • HELLO MOBILITY(ハローモビリティ)
    会社名Open Street株式会社
    住所105-0022 東京都港区海岸一丁目7番1号 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー35階
  • CycleTrip(サイクルトリップ)
    会社名ZuttoRide Sharing 株式会社
    住所 〒460-0012 名古屋市中区千代田二丁目6番16号(共信ビル)
    電話番号052-261-6701
  • ダイチャリ
    会社名シナネンモビリティ+株式会社
    住所〒108-6306 東京都港区三田三丁目5-27 三田ツインビル西館6階
    電話番号03-6478-7906

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