電動キックボードが普及しているのはなぜ?海外での普及状況は?

公開日:2023/08/10 最終更新日:2023/12/26
海外

幼いころ、キックボードに乗っていた方も多いのではないでしょうか。実は、最近ではそのキックボードは電動化しており、電動キックボードとして多くの国で利用されています。海外でも電動キックボードは利用されており、シェアリングサービスも展開されているほどです。しかしなぜ、電動キックボードはこんなにも普及しているのでしょうか?

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電動キックボードが普及している理由とは

幼いころキックボードに乗っていた人からすると、キックボードは子どもの乗り物と思うかもしれません。しかし、電動キックボードになると話は別です。便利な大人の乗り物として日本だけでなく、海外でも多く普及しています。

簡単に乗れる

電動キックボードは、簡単に乗れる点がメリットです。ハンドルを回すだけで走行でき、手元のレバーを引くだけでブレーキがかかります。原付バイクに乗ったことがない人でも数分練習すれば運転できるようになるため、だれでも簡単に運転が可能です。

中型や大型バイクのような複雑な操作もないため、バイクが苦手な方もチャレンジしやすいでしょう。

自転車よりも小さい

小型の移動手段といえば自転車です。しかし、電動キックボードは自転車よりも小さく、場所を取りません。大きな駐輪スペースが必要なく、狭いスペースでも保管できるとの理由で利用者が増加しています。

自宅の玄関にも置けるサイズのため、駐輪場のない賃貸や外に置きたくない人にもぴったりでしょう。折りたたみ可能なモデルであれば外出先でも使えるため、レジャーで活用することもできます。

電気で動く

電動キックボードはガソリンや人力ではなく、電気で動くことが特徴です。ガソリン車のように給油したり、自転車のように必死にこぐ必要がなく、自宅で手軽に充電して使えます。近年ではSDGsが注目されていることもあり、電気で動く電動キックボードはサステナブルな乗り物ともいえるでしょう。そのような面から、海外でも普及していると考えられます。

海外でも世界的なトレンドとしての電動キックボードが普及している

電動キックボードは、日本はもちろんアメリカ・ドイツ・ポーランド・イギリス・イタリアなどで普及しています。

アメリカの場合

アメリカは電動キックボードのシェアリングサービス普及率が1位であり、かなり普及が進んでいることがわかります。電動キックボードのシェアリングサービス利用回数は2019年で8,600万回といわれており、移動手段としてはもちろん乗ることを楽しんで利用している人も多いようです。

外食や日常の買い物にも利用されているため、生活の中に浸透していることがわかります。

ドイツの場合

ドイツは電動キックボード普及率2位の国です。電動キックボードに対する法整備も他国より早く対応しているほか、シェアリングサービス業者は自治体と連携して安全運転講習や利用者の運転マナー啓発活動が行われています。

日本と海外の電動キックボード事情の違い

電動キックボードは最高時速45kmで走れるモデルもあり、走行には危険が伴うため法整備が必須です。日本では原動機付自転車として扱われていますが、海外ではどうなのでしょうか?

日本の場合

日本では原動機付自転車として扱われています。そのため、走行時にはヘッドライトやブレーキなど保安部品の装着が必須です。運転するにも16歳以上原付免許もしくは運転免許が必要になるため、無免許で公道を運転した場合は25点の違反点数と3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。

アメリカの場合

アメリカは州によって電動キックボードへの対応が異なっています。例えば、カリフォルニア州のサンフランシスコでは16歳以上で運転免許もしくは仮免許が必要です。18歳以上はヘルメットの着用義務はなく、保険の加入も不要です。

ドイツの場合

電動キックボード普及率2位のドイツでは、電動キックボードの運転に運転免許は不要です。また、運転できるのは14歳以上となっています。本体にはブレーキとライトの装備が義務付けられているほか、保険への加入も必要です。

走行は自転車専用道に限定されていますが、自転車専用道がない場合は車道での走行も許されています。しかし、歩道での走行は禁止です。歩道の走行した場合、15~30ユーロの罰金が科せられます。

フランスの場合

フランスでは12歳以上運転免許なしで運転可能です。ただし、都市部以外ではヘルメットが必須であったり、ライト・ブレーキだけでなくクラクションの装着も義務付けられています。

また、制限速度に関しては25km/hですが、パリ市内は20km/h、混雑している場所は8km/hと細かく決められています。また、罰金の金額に関してはほかの国よりも高い傾向があり、例えば歩道での走行は135ユーロの罰金です。

さらに最高速度25km/h以内に制限されていない電動キックボードで走行すると、1500ユーロの罰金となります。

電動キックボードの普及に向けた課題とは?

ルールの周知

電動キックボードを普及させるためには、ルールの周知徹底が欠かせません。

2023年7月1日から、日本でも電動キックボードの免許取得の必要がなくなったため、誰でも気軽に利用できるようになりました。一方で、違反運転や事故の増加が懸念されているのも事実です。

実際に、電動キックボードの飲酒運転や転倒事故などがニュースで報じられるケースも増えてきました。免許が不要になることでルールが周知される機会が減ってしまうため、違反運転や危険運転などが増加する恐れがあるのは懸念点のひとつです。

そのため、安全に関するルールや駐輪場所に関するルールを設定する際のポイントについて、2019年に電動キックボードが認可されたドイツの例を参考に解説します。

■安全に関するルール
電動キックボードを安全に利用するためには、基本的なルールの設定だけでなく、標識や走行レーンの整備なども重要です。

電動キックボードは自転車と比較してタイヤが小さいため、段差で転びやすい傾向にあります。自転車でも禁止されている二人乗りは、より危険性が高いといえるでしょう。

そのため、ドイツでは歩行者専用道路や歩道の走行は原則禁止されています。しかし、一定数ルールを守らない人もいることから、走行レーンの整備は欠かせません。

また、飲酒運転の禁止や二人乗りの禁止などの基本的なルールも周知する必要があります。日本のJAFに当たるADACの発表によると、事故原因として最も多いのが危険運転と飲酒です。

安全に関するルールの設定やインフラの整備が、歩行者と運転者を守ることにもつながるでしょう。

■駐輪場所に関するルール
電動キックボードのレンタル事業が普及しているドイツで問題になっているのが迷惑駐輪です。ルール上では、歩行者の妨げにならない限り歩道への駐輪は問題ありません。

しかし、実際には、歩行者の邪魔になる場所や倒れやすい場所に駐輪されている場合も少なくありません。倒れたり乱雑に置かれたりしている車体は、事業者が定期的に点検し、並べ直していますが、すべてのエリアを対応するのは難しい場合がほとんどです。

日本でも、自転車の迷惑駐輪が問題になるケースも多いため、電動キックボードの駐輪場所についても事前に検討しておく必要があるでしょう。ドイツでは、車体にGPSを搭載しており、駐輪禁止エリアでは利用停止の手続きができないようになっています。

法律上の位置付け

電動キックボードを普及させるにあたって重要なのが法律上の位置付けです。

基本的に、電動キックボードの法律上の位置付けは小型電気自動車ですが、実際の利用状況としては自転車に近い扱いが多い傾向にあります。そのため、自転車と同じ扱いをする方が合理的ではないかと議論がなされているのも事実です。

しかし、自転車と電動キックボードは管轄が異なる場合もあるため、はっきりとした位置付けは難しいといえるでしょう。実際に、電動キックボードを認可しているドイツとフランスの事例を参考に解説します。

■ドイツの事例
ドイツでは、自転車と電動キックボードの法律上の位置付けや管轄は分かれています

小型電気自動車条例として定められている内容は、「最高時速は20km/hまで」「自転車レーンや自転車道を走行する」「飲酒運転の禁止」「14歳未満の運転は禁止」などです。しかし、これらのルールのなかには、利用者に守られず、事故の原因となっているものもあります。

安全に電動キックボードを利用できる環境は、自転車にとっても利用しやすい環境です。自転車や電動キックボードの事故を減らすためにも、環境整備は欠かせないでしょう。

■フランスの事例
フランスのパリでは、2018年から電動キックボードのレンタルが利用されています。しかし、事故が多発していたことをきっかけに、住民投票の結果、2023年4月にはレンタルの廃止が決定されました。

パリは公共交通のインフラが発達しており、自転車専用のレーンが整備され、自動車と自転車が並走するシステムです。一見すると電動キックボードも普及しやすい環境ですが、パリは信号無視のようなマナーの悪い運転も目立つことから、事故にもつながりやすい傾向にあります。

そのため、電動キックボードの事故も多発したといえるでしょう。利用しやすい環境を整えるだけでなく、利用者がルールを守る意識を身につけてもらうのも重要です。

まとめ

電動キックボードの日本と世界の事情について解説しました。電動キックボードは海外でも普及が進んでいますが、マナーの悪さが問題視されることもあり法の整備が進められています。

日本でも制限速度を超える走行や無免許運転が問題視されていた時期もあり、他人事ではありません。電動キックボードは原付バイクほど早く走れる性能があり、走行には危険が伴います。事故を起こしてけがをしたり、だれかを傷つけないようにするためにも走行ルールはきちんと守って利用しましょう。

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